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■設立趣旨と設立の経緯 |
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1. 趣旨 |
動物(ペット)は人にとってかけがえのないパートナーであり、安らぎ、癒し、
コミュニケーションの機会の増加などにおいて動物ふれあい活動を通して徐々に活用され始めている。
また、盲導犬、聴導犬、介助犬などの補助犬は身体障害者にとって欠かせない存在である。
しかし、動物と人間との出会い・ふれあいの場はまだまだ限られているのが現状であるし、
補助犬も育成費用が高額であり、絶対数があまりに少ない状況にある。
さらに、何らかの理由で動物を飼えなくなる人が増え、捨て犬や捨て猫の増加が社会問題にもなっている。
そこで当法人は、動物すべてが安心して暮せるように、よりよい動物福祉の推進を目指し、
所有者のいない犬・猫等の動物の保護、ペットに関する全般的な情報提供、
犬・猫等の動物との共生環境作りに関するコンサルタント、癒し・情操教育・レクリエーションのために
犬・猫等の動物とふれあう機会を提供するための企画・運営などを行ない、
人と動物が適正に共生できるための社会の構築に貢献することを目的として、活動したい。
設立当初は、まずは関心の高いペット業者及び建築業界関係者の仲間達でスタートさせるが、
徐々に一般の人たちにも強くアピールし、その活動の輪を全国的に広げ、我々の思いを実現させたいと考えている。 |
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2. 申請に至るまでの経過 |
2000年から、ペット業界で生計を立てている同業者間でいつも話題に出てくるのが、
人にとっての動物の重要性と、一方で社会における動物に対する理解不足であった。
我々は動物を供給する立場にあるが、その動物が粗末に扱われたり、
捨て犬や捨て猫が氾濫したりしている現状に対する責任の一端は我々にもあると考えていた。
確かに、購入者の事情もあろうが、供給する側の指導や教育も充分に行き届いていないことも重要であると認識していた。
また、建築業界関係者とも動物との共生住宅・共生環境づくりに関して意見交換をするようになった。
2001年になり、なんらかの組織をつくり、ペットを供給する側、動物との共生住宅・共生環境に関わる側として、
社会に対して何かできないであろうかと、具体的に相談し始めた。
2003年には、特定非営利活動法人についての情報を集め、具体化できる目途が立った。 |
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