〈猫のしっぽ〉
猫はしっぽの形で気持ちを表現しています。
○尻尾を垂直に立てている
⇒うれしい時や甘えているとき
○毛を逆立てて太くする
⇒攻撃態勢
○山形にする
⇒驚いたり警戒しているとき
○足の下に入っている
⇒恐怖心を抱いているとき
○しっぽを下げる
⇒しょんぼりしているとき。体調が悪い時
○立ったまましっぽを大きくふっている
⇒見慣れない物を見つけて驚いているとき
○しっぽを大きくふっている
⇒機嫌が良くリラックスしているとき
○しっぽを大きく激しくふっている
⇒いらいらして怒っているとき
○寝ているときに小さくしっぽをふる
⇒呼ばれて起きるのが面倒なので、しっぽで返事をしている
〈猫のひげ〉
猫は感覚を察知するのに「ひげ」と「肉球」を主に使用しています。成長するとひげの知覚能力で獲物の位置や動きがわかるので、夜間の狩りも容易に行う事ができます。ひげは非常によく動き挨拶のときには前に向き、餌を食べるときは後ろ向きになります。
猫のひげは左右の口、目の上、ほほ、あごと顔の4ヶ所に生えています。ひげは前脚の後ろにも生えていて、このひげも敏感に機能します。
〈猫の耳〉
猫は小さなネズミ等を捕るためにかすかな甲高い声や、ほんの少しの動きの音を察知するために、12以上の筋肉を動かして耳を回したり、別々に動かしたりする事ができます。また、木登りが得意な猫は耳で平衡感覚をとっています。
〈猫の鳴き声〉
猫同士のコミュニケーションに鳴き声を使うことはあまりありません。どちらかと言うと、人間との挨拶や要求する時に使われています。いつもと違って過剰に泣くときは痛みを伴うケガや何らかの病気の場合も考えられます。
○口を閉じている状態で
⇒ごろごろと鳴くときはいい気持ち
⇒震え声のときは挨拶
○口が開いている状態から閉じた状態で
⇒ニャーは人への挨拶
○口が開いている状態で
⇒唸るときは攻撃的
⇒遠吠えのときはパートナー探し(これは猫同士のコミュニケーションですね)
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