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作成者:お台場支部 高橋 修 |
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鼻は犬にとってとても重要な器官。嗅覚に優れ、ニオイから様々な情報をキャッチします。
さらには鼻に出た症状から危険な病気の発見にも繋がります。
普段より充分にチェックをし、病気の早期発見を心掛けましょう。 |
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◆チェックポイント |
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◎傷がある
外傷、打撲 |
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◎腫れている
打撲、腫瘍、虫さされ、鼻副鼻腔炎(びふくびくうえん) |
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◎詰まっている
腫瘍、異物混入、鼻副鼻腔炎 |
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◎ただれている
外傷、腫瘍、鼻副鼻腔炎、皮膚炎 |
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◎熱を持っている
打撲、虫さされ、腫瘍、鼻副鼻腔炎 |
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◎乾いている
発熱 |
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◎鏡に鼻を当てた時にくもり方が弱い
鼻副鼻腔炎、咽頭疾患、先天奇形 |
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◎鏡に鼻を当てた時に片方だけ曇る
異物混入、腫瘍、口鼻瘻(こうびろう) |
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◎くしゃみが出る
異物混入、腫瘍、鼻副鼻腔炎、ポリープ、鼻炎、ジステンバー、呼吸器疾患 |
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◎鼻をしきりにこする
腫瘍、アレルギー疾患、異物混入 |
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◎鼻水が出る・異物が詰まっている
鼻炎、ジステンバー、イヌ伝染性肝炎、呼吸器疾患 |
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◎鼻水に色やニオイがある
鼻炎、ジステンバー、副鼻腔炎、呼吸器疾患 |
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◎鼻血が出る
腫瘍、喧嘩、血液の病気、中毒 |
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◎鼻がゴロゴロと鳴る
腫瘍、副鼻腔炎 |
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◆鼻関連の病気一覧 |
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◎咽頭疾患(いんとうしっかん)
のどに炎症が起こる症状です。くるしそうな呼吸や口だけで呼吸をしているようであれば要注意 |
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◎気管支炎
様々なウィルスや細菌、アレルギーによって発生する気管支の炎症です。
鼻水やせきも出ます。 |
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◎気管支性肺炎
気管支炎が悪化してしまい、肺へと症状が悪化したもの。 |
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◎凝固障害(ぎょうこしょうがい)
免疫性の疾患であり、突然引き起こす病気でもあります。
粘膜から出血し血が止まりにくくなってしまう。 |
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◎ケンネルコフ
伝染病の気管支炎です。悪化してしまうと肺炎になります。 |
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◎口鼻瘻(こうびろう)
上あごの歯が抜け、その穴と鼻腔とが繋がってしまう病気です。 |
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◎鼻副鼻腔炎(びふくびくうえん)
ウィルスや細菌、真菌による感染症鼻炎と、アレルギー性鼻炎、鼻の奥の方に炎症が広がる鼻腔炎を称したもの。 |
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◎副鼻腔炎(ふくびこうえん)
鼻の奥の副鼻腔が化膿してひどくなった症状です。
上あごの歯が化膿してそこからなる場合も。 |
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◎鼻腔狭窄(びこうきょうさく)
鼻をグーグーと鳴らし鼻水を飛び散らかせます。
激しい運動をさせるとチアノーゼを引き起こし舌が真っ青になります。
※チアノーゼ(酸素が欠乏し粘膜、皮膚が暗青色になる。心臓や肺の病気が原因の場合が多い) |
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◎鼻炎
細菌やウィルスによる感染、植物やハウスダストなどのアレルギー、刺激物、薬品を吸い込んだ場合などに鼻炎になります。
鼻水が出て、始めは水のようだが、悪化すると膿や血が混ざり臭いニオイがするようになる場合も。 |
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